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2015/10/20 (Tue) The way to Biancograt - Vol.4


『Piz Cambrena - Ice Nose』
(July 30-31, 2015)

Diavolezza (2,973m)(4:00)-Piz Cambrena (3,606m)(8:00)
-Deavolezza (2,973m)(12:30)

前泊: Diavolezza


*******


プレ山行の目的は、
久しぶりの雪山への不安もありますが、
一番は高所順応。
そういう意味では、
ラクラクで3,000mに泊まれるDiavolezzaは、
我々の強い味方です。

その快適さにご機嫌ではありましたが、
とはいえ、さすが3,000m近い標高。
快適なファシリティとは裏腹に熟睡はできず、
心配していた寝坊の心配はありませんでした。



15073120
山頂からはこの景色(^^)



>> 体力、いっぱいいっぱいでした。。。



*******



Diavolezzaの朝食は3:00AMにOPEN。
ビュッフェスタイルで好きなものを食べます。
といっても、メニューはクロワッサンやハム、チーズのみですが。

起き抜けにそれらをかっこんで、
30分後には出発。


15073112
氷河を終えルートに入るとショータイムの開始
右手には朝日に輝くビアンコ



今回のコース、1時間ほど登山道を歩き、
その後氷河を歩いてIce Noseルートの取付へ。
リッジ添いに山頂に上がったのち、
稜線伝いにぐるっと回って、Diavolezzaまで。
(Ice Nose: 詳細はコチラ

前回はいつだったっけ?
なくらい久々のヘッデンでのスタート。
それだけで気持ちが引き締まります。



15073102
真後ろにはモルテラッチ氷河


Piz Paluへ行くパーティーと、
氷河までは同ルート。
抜きつ抜かれつ氷河取付まで。

小1時間ほど歩いたところで、
登山道から氷河に入ります。
大岩のところでアイゼンを装着し、
ガイドとロープをつないで氷河へ。

このプレ山行では、
ビアンコグラートに行く技量があるか判断してもらうのも、
目的の一つ。
「タイムにこだわらないから、ゆっくり」
とのこちらの依頼通り、
ガイドはゆっくり同じペースで標高を上げていきます。



15073101
左を見れば、Diavolezzaから歩いてきたルートが


だけど、つらいんだよ、これが...orz
だもんで、
「なめられたらあかん!」
と必死こいて追い付いていくと、
ガイドが振り向いて
「Noooooooooo!!!」

「氷河ではいつクレパスに落ちるかわからない。
僕が落ちてしまったとき、君まで巻き込まれないよう、
そのためにロープを長くしてるんだ!
ちゃんとロープの長さをキープして!
決して間合いを詰めちゃいけない。」

えええええええー、
必死で追いついたのにぃいいい(ToT)

聞けば「なるほど」なんですけどね、
こちらは素人、
いきなり行動にはつながりません。
これも経験、いい勉強になります。


(マウスオン)

3~4級程度の岩登りの後の小休止
この後、画面外の右手にあるリッジを登っていきます



取付に到着すると、
この日の好天を視野に入れて、
アイゼンを外します。
実際、凍った部分は避けて歩くことができ、
登山靴の方が快適に登攀できたと思います。

岩登りは3~4級程度ですが、
やはり確保がないのが怖いです。
ボルトなどはないので(易しいからというのもありますが)、
基本は、とがった岩にロープを引っ掛けた確保。
日本でコンサバな確保をしている身には、
「そんなん、ロープ切れないのん???」
と、非常に不安。でも
「検査クリアしてるんだから切れないよ」
が、アルプス流。
まぁ、切れないというよりは、
この程度で落ちるようなヤツは来るなよ、
ということなんだろうなーと、
私はそう理解しましたが。。。


(マウスオン)

頂上直下。最後の雪壁。
高所で顔ぱんぱんのワタシ



難しい登りはほとんどありませんでしたが、
それでも息が切れるし、
体力の消耗が激しかったです。
ワタシ的には練習不足(準備不足)と感じましたが、
「それは高所だからだよ」というのが、
ガイドはじめ諸先輩方の意見でした。

最後の雪壁も足を上げるのがつらく、
遅くなるスピードに自分でもイラりながら、
なんとか山頂に到着。


(マウスオン)

バカ丸出し


この Piz Cambrena 、
尖ったピークでもないし、
その先にはもっと高いピークがありありなので、
なんだか山頂に着いたといってももったりした感じ。



15073127


結果として、ここまでは4時間と、
ウォームアップな山行じゃん♪
と一安心したワタシでしたが、
実は、本当の本番はここからでした。。。(^^;)

山頂からDiavolezzaはリッジで繋がっていますが、
ここから見えるそれは、ギザギザで鋸の歯のよう。
とても歩けるようには見えません。
てっきり氷河伝いに降りていくのかと思いきや、

「あのリッジで帰るんだよ」。
えええええー!?
とのけぞるワタシ。

確保の都合上、私が先行。
「えー、どうやって降-りーるー」
と都度都度迷いますが、
そこはさすがガイド。
必ずある弱点を指示し、
簡単にクライムダウンできるポイントを
教えてくれます。



15073121
岩稜歩きの終盤。
こだけボルトが1箇所ありました



ルートの基本は
「リッジづたい」。
へたに巻こうとするとはまるとのこと。

鋸の歯のような見た目通り、
降りては登り、また降りては登り・・・。
嫌がらせのようなクライミング&クライムダウンに、
残っていたはずの体力も完璧に取られ、
「んもう、歩けない・・・!」
と泣きを入れる決意をしたところで、
やっとバリエーション終了。
周回ルートの起点となる氷河取付まで戻ってきました。



15073122
あと少しで氷河取付。ぐったりしているワタシ


登山道まで戻ってホッとしたものの、
ここからも小一時間の歩き。
もちろん登り返しもあり、
ガイドに送れること数分、
ボロ雑巾になってDiavolezzaへ着。


(マウスオン)

Piz Paluを眺めながら、パワー充電


終わってみれば8時間半と、
とんでもなく長い山行ではありませんでしが、
この行動時間とは思えない消耗度に、
すっかり自信をなくしてしまいました。。。
ですが、
「ここをこのタイムで行けたのなら、ビアンコは大丈夫」
とガイドにお墨付きをもらえることができたので、
その言葉を信じ、中3日をあけ、
ビアンコに行くことにしたのでした。。。

いや、ほんとしんどかったです...orz
ビアンコ、行けるのか、ワタシ!?


***



15073125
Ice Nose





15073129
ルートログ

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izuさん

すご~~~い。とっても素晴らしい。
やってみたくなりますなぁ!

2015/10/21 12:17 | chie [ 編集 ]


 

chieさん、
ありがとうございます、
この記事でそう言っていただけると嬉しいです、
ホントいい写真なくて・・・。
登攀部分の写真があるとよかったんですけどね、
安全第一だし、時間配分もわからないからしょうがない(^^;)
マジ、しんどかったです。。。

2015/10/21 21:58 | い [ 編集 ]


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